「天野喜孝×HYDE展」行ってまいりました。
天野先生の絵は、知ってはいるけれど全く通ってこなかったジャンルなので(RPGはドラクエ派だったし)、若干の不安をかかえつつ…いざ、当日券で入場。
入り口に掲げてある「INTRODUCTION」で、早くもつまづく。
ええと、つまり…
「時は23世紀、混迷を極めた日本」という設定の中で描かれたハイドということですね?(ざっくり)
今までいくつもハイドを描いてきて、今回は、こういう設定で!というのなら楽しめたと思うんですけど、初めての試みでかなりマニアックな舞台設定。
しかも文章長い…。
隣にいたmayuさんに、とりあえず和歌山弁で要約して欲しいと頼みましたが、無視されました。
展示については、ひとつひとつの絵も勿論すてきなのですが、
「ハイドを見ていたら、ハイドのこと考えてたら、アイデアと創作意欲が止まらなくなってしまった天野先生」がズバーンとそこにいる感じがして(笑)。
夢中で筆を走らせたんだろうなぁ…という微笑ましい気持ちになりました。
様々な画法、制法、キャンバス素材も画材も、いろいろ試されていて、楽しめました。
ただ…天使と悪魔の人形が、正直、微妙すぎて、ここで我に返ってしまったというか…。
以前、顔の型を取って作った人形も全然似てなかったし、ハイドさん立体化はもはや鬼門。
あんなにも人形みたいな、マンガみたいな顔してるのに、どうして!?
あ、でも、マンガのキャラクターを立体にすると大抵微妙なことになるし…それと同じ現象でしょうか。
天使の衣装はすごく綺麗だったので、ハロウィンで貸していただけると助かります。